2010年8月26日木曜日

100826読本

■河宇鳳「朝鮮王朝時代の世界観と日本認識(조선시대 한국인의 일본인식)」明石書店2008
■ウリハッキョをつづる会「朝鮮学校ってどんなとこ?」社会評論社2001 
民族学校にも一条校があること、朝鮮学校の歴史が分かる本。正直プロパガンダ的で好きになれない映画の「ウリハッキョ」よりずっと良い。
■韓東賢「チマ・チョゴリ制服の民族誌 その誕生と朝鮮学校の女性たち」双風車2006
■ポール・クルーグマン『グローバル経済を動かす愚かな人々』 三上義一訳 (早川書房, 1999年)
1917年から1957年の激変に比べたら1957年と1997年の変化なんて大したことないってのが面白い。今たしかにガジェットはあふれてるけど、それでほんとうに便利になったか?なんて考えるとそうなのかも。
■ポール・クルーグマン『格差はつくられた 保守派がアメリカを支配し続けるための呆れた戦略』 三上義一訳 (早川書房, 2008年)

2010年8月15日日曜日

日韓の未来

「征韓論」「脱亜論」など、まともに理解している人々がどれくらいいるのだろうか。
日本が歴史を知らなさ過ぎるというが、実は韓国も同じである。
なぜ彼らが日本の「天皇」を近年まで「日王」とし、忌み嫌ってきたのか、その根本もきちんと理解していない。さらには国民と国家の「自主独立」というものも理解していない。
常に他者の援助で成り立つような国は、いずれ滅びざるを得ないということも自覚していない。
国家と個人の自主自立なくして国の未来などない。
アヘン戦争以来、「海国図志」を紐解き、世界の中で自国を如何に位置づけていくか、そうした自覚の差が近代の歴史を作っていったのではないか。
産業革命を起こし、民主主義を唱えた英仏が、一方では帝国主義と植民地化を推し進めていったのも、近代という時代がいかなるものであったかを物語っている。全てが表裏一体なのである。
近代化の成功と失敗が勝者と敗者をわけていった。勝者が敗者に行なったことを「いいことだった」などと政治家みたいなことはいわない。だからといって日本の歴史観は「誤り」だ、当時の日本が行ったことは「悪」だと全てを断定するのも問題だ。たしかに「愚」は多く行なった。しかし、現代人の一方的な判断だけは歴史観の全てを語ることはできないだろう。

2010年8月4日水曜日

8月6~15日‐お薦めの読本

■山口彊『ヒロシマ・ナガサキ二重被爆(朝日文庫)』朝日新聞出版2007>英語教育お薦めの書でもある。
■松本健一『日本の失敗‐「第二の開国」と「大東亜戦争」(岩波現代文庫「社会」134)』岩波書店2006>国際法度外視の「聖戦」、戦犯とは何かを問う。
■加藤陽子『それでも、日本人は「戦争」を選んだ」朝日出版社2009>胡適「日本切腹、中国介錯論」が珠玉。

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私もうっかり登録してしまいました。
しかも学内メールで招待状が届き。。。
学内メールで私からのスパムが来たとしたら、ごめんなさい。
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