2011年12月17日土曜日

FD集会


ステークホルダー=利害関係者、成果に関わる人 
が、やたら出てくるので、一体誰の事(?)と聴いていたら、「学生&教職員」だそうだ。

やたら横文字、カタカナ語を使う輩は政治屋を始めうさん臭い。
- 複数の言語を言葉をごちゃ混ぜにして使うのは、知性と教養のなさを示しているようなものだ。(by Curl Hilty)

そもそも自分はFDと言えば the faculty of lawの如く「学部」の事だと思ってた。
だから単純に「学部発展」のための教育改善みたいなことをぼんやり考えていた。

SDだって、単純にStaff Development 職員発展>
教育改善のための職員啓発なのかと思いきや、ネットを見ると
スタッフ・ディベロップメント(SD)教育課程編成・実施の方針
とか制度的段階とか?な訳が。

アドミッション・ポリシー(AD)「入学者受入れの方針」,
ディプロマ・ポリシー(DP)「学位授与の方針」,
スタッフ・ディベロップメント(SD)教育課程編成・実施の方針

  (1)研究能力開発(professional development of faculty)

  (2)教育能力開発(instructional development)

  ・個人的段階

  ・集団的段階

  ・制度的段階(staff development)

  (3)カリキュラム開発(curriculum development)

  (4)組織開発(organizational development)

  ・大学評価(institutional research)

  ・外部評価(external examination)


で、今回の発表では「教育課程編成・実施の方針」は「curriculum policy」だった。
とすれば、「教員組織の編制方針」が「Staff Development」ですか?

要するに、とってつけたような横文字、カタカナ語の引用で、中身もなく、ただ眩惑させているような感じしか受けない。

そもそも大学基準協会の人たちは仕事のために仕事してるのであって、
教育改善に携わって仕事してるわけではない。

数年前、他大学も交えたFD研修会に出たことがあるが、正直、少子化で打撃を受けそうな大学からの参加ばかりで、研究熱心なトップレベルの大学からの参加がなかったのが印象的だった。
質保証なんていうのも、やはりここが一番ネックなのでしょう。

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