最近、思ったこと。
大阪では医薬分業があまり行われてない。その原因は夜診にあるとか。言われてみればそうだ。病院は6時半になったら、みな閉まるものだと思っていたが、こちらでは午後にたっぷり休み時間をとって夕方から再開という形を取っているところが多い。確かに、朝具合悪くても、夕方過ぎて悪くなることもあるから、夜診はあると重宝なのかもしれない。医薬分業を行わないいことで、患者の払う医療費だって2重払いしなくて済む。医者と処方薬局と合わせるとどうしても高くなってしまうのだ。ただし、医薬分業をしないことで、旧態依然といったこともありそうだ。いまどき、カルテは皆、PC管理が普通なのに、昔懐かしの手書きで、紙が一杯の病院もある。
ところでPC管理が普通になってから日本語入力するケースが多くなった気がする。昔はカルテといえばドイツ語で患者に分からないように達筆で書かれたものだったが、いまどきそんなの見ない。日本語で皆入力してるから患者から丸見え、漢方の処方箋くらいだったら、こちらでも分かるから、ついうっかり、口出ししてしまうこともある。
テレビを見てるとやたらデフレ脱却が叫ばれるけど、日本は昔から生糸をはじめ、安く物を売って世界の経済を席巻してきた。その癖が抜けきれないのか、今は中国をはじめとする中興国と競争で安く売ろうとするからデフレになってしまうのではないか。反対に中国ではインフレになっている。ほとんどの欧米諸国がブランドや技術を如何に高く売るか腐心しているのに、日本はいまだに昔からの癖が抜けていない。中国人に全員に1本10円のタオルを買ってもらえば100億儲かる式の考えで、せっせと安いタオルを作っているようなものである。大前さんのクオリティ国家じゃないけど、ブランドや技術を如何に高く売るかの戦略も必要だろう。トヨタだって、ベンツやBMWに負けてるようじゃダメなのだ。デフレといえば藻谷さんのを思い出す。将来の方向までしっかり示してあってなかなか良書だったと記憶してる。
日本の冬は室内が寒い。暖房があってなきに等しい。最近の家は気密性もあるし、床暖房があるところも多いけど、それでも寒い。なんでこんなに寒いのか。もっとも凍え死ぬ寒さではないし、ホントに寒いのは1~2か月で後は、何とかしのげるから暖房設備が貧弱なのだろう。昔、御所では真冬であっても足袋を履かない習慣があって、和宮をみた大奥の女中がびっくりしたというから、すごいものだ。足って冷やした方が健康にいいのか?いやいや、そういう問題ではなかろう。
とにかく宮様ですら足袋を履かなかったというから、冬の寒さなんて、、、いやぁ、やっぱり寒いよ、しっかり防寒しないと風邪ひくと思ってしまう、今日この頃である。
2013年2月9日土曜日
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