2013年12月18日水曜日
ジャーナル電子化
便利になった方がいい。
だけど、古典をやってる人間としては、一抹の悲しさもある。
理系は日進月歩かしれないが、古典は古いものだからこそ、より価値がある。
今は便利でも、そのシステムが移行したり、何か間違いが起きた時は?
データが全部消えるなんてことがあれば、不安。
そもそもアメリカで電子化が流行るのには、あの紙の粗雑さにもあるんじゃないの。
結構な内容の本でも、5年も経てば紙がすぐくたびれる。
日本での紙を馬鹿にするなかれ。
保存性だってあるのだ。
東洋の古典で散逸したものが、日本には多く残っている。
それに紙は時代を表す。
バブル時代の紙なんて、本当、しっかりしてるものが多い。
今はむしろ薄くてペラペラ。
明らかにバブルの頃の紙のほうが贅沢な作りをしているような。
200年位経ったら、その真価が現れるに違いない。
その頃、電子化したジャーナルなんて本当に残っているのだろうか。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿