2010年12月25日土曜日

波多野敬雄『日本の常識と世界の非常識』

データは古いかもしれないけど、今も昔も大して変わりないでしょう。

波多野敬雄『日本の常識と世界の非常識』
(1)貿易自由化
日本の関税
こんにゃく1700%(100円の品物が1700円になる!)
米780%+日本の消費量の10%制限
乳製品480%
かんきつ類は静岡、愛媛出身の代議士の了承がないとダメ。
米は規制緩和できないの一点張り。
(2)投資
外国系企業の国内での生産額がGNPに占める割合
イギリス30%
アメリカ12%
EU10%
日本3% 
外国から日本の投資が極端に少ない。日本は外国にとって仕事しにくい国。
仕事をしやすい国順位
1位デンマーク
2位スウェーデン
3位カナダ
7位イギリス
8位アメリカ
28位日本
日本は途上国並みの海外からの投資規制をしている。
(3)援助
OECDでは先進国でGNI国民総収入比0.7%を援助額の目標とする。
スウェーデン0.9%
オランダ0.8%
イギリス0.5%
フランス、ドイツ0.4%
日本0.17%
アメリカ0.1%
(4)環境
日本の国際的な環境協力国としての評価
日本40位。中国が38位なので日本は中国以下。
(5)国際平和維持貢献度
国連の平和維持軍1000人以上犠牲者を出すなか、2名の日本人死亡で非難。
国連安保理の理事国になることを反対した小泉純一郎氏曰く、
「国際的に見たら変だが、日本では自衛隊員10人が死んだら内閣がふっとぶ!」
(6)移民
13年前のたった1名だった日本。
現在の法務省調べによると
難民受入れの人数は
アメリカの3万人
ドイツ2万人
イギリス1万人にカナダ、フランスが続く
が、日本の難民認定数年間100人に満たない。

0 件のコメント:

コメントを投稿